脱炭素・省エネ対策が推奨されていますが、対策は多岐にわたります。そのため、自社でどのような施策がいいのかわからないという担当者も少なくありません。まずは工場や製造業で省エネ施策を行うメリットを確認し、具体的な方法を参考にしてみてください。
家庭と工場とでは、どちらがエネルギーを多く使っているのでしょうか。答えはもちろん工場です。家庭での省エネ対策も必要なものではありますが、工場や製造業などエネルギー消費の大きい事業所が省エネ対策を行うことで、自然環境に大きく還元することができるのです。
さらに省エネへの取り組みは、事業者にとって様々なメリットが期待できます。省エネ対策の実施で工場や製造業が得るメリットとして、以下の3つに注目してみましょう。
脱炭素・省エネに配慮した設備を取り入れることで、生産に必要なエネルギー量が減少し、生産にかかるコストが削減できます。
工場や製造業は、生産のために機器を常に動かさなければならず、電気エネルギーを大量に使用します。その分、電気の省エネ施策は多く、例えば今使っている電気をLEDに変える、電気使用量をモニタリングする機器を導入し対策する、空調の省エネを行うなどが挙げられます。
最初に機器を導入するための初期費用がかかることは否めません。しかし、月単位や年単位のトータルで使用するエネルギー量が少なくなり、結果として電気代などのコスト削減へとつながります。生産におけるランニングコストが削減できるため、初期費用としてかかった分も早期に回収できるでしょう。
また機器を一新することによっても、生産性のアップが期待できます。
2015年以降、SDGsという取り組みが世界全体で開始され、国内でも環境問題について取り上げる機会が増えました。それは個人の生活だけでなく企業に対しても目が向けられています。企業のエネルギー問題を注視する国民が増えているため、省エネを実施していることは自社のアピールポイントとなるのです。
また「CSR(企業の社会的責任)」も重要視されており、省エネ対策を実施している企業は、CSRを全うしようとしていると見なされるのです。省エネへの取り組みを始めることで、企業価値の向上や企業のブランディング強化といった効果が期待できます。
設備の寿命を長くするための整備やメンテナンスを行うことでも、省エネにつながります。設備に不備があると、設備を動かすために余計なエネルギーを使ってしまうからです。
ちょっとした日常の取り組みを徹底するだけでも、省エネ効果が高まります。
省エネ対策は一度行えばそれで完了というわけではありません。省エネ対策で重要なのは、常に検証と改善を繰り返していく「PDCAサイクル」の考えです。この考え方をもとに、具体的に脱炭素・省エネ化を実現する方法を考えてみましょう。
こちらでは3つの具体例を解説いたします。
エネルギーを節約しようといっても、どの設備・施設がどのくらいのエネルギーを使っているのかがわからなければ具体的な省エネ対策は難しいでしょう。そこでエネルギー使用を一元的に管理できるシステムを導入し、エネルギー使用量の目標とエネルギー使用量を明確化する方法があります。設備・施設を調査したうえで、消費電力が目標値を超える設備を優先的に対策しましょう。
空調や照明といった、稼働時間の多い箇所からエネルギー消費量を減らしていくことが大切です。照明はLEDへの切り替え、空調では温度設定の調整やエアコン制御システムの導入などが挙げられます。冷暖房の温度を1℃変えるだけで、10%の電力削減になることもあります。特に空調や照明が24時間365日稼働している施設の場合は、より高い効果を得られるでしょう。
太陽光発電をはじめ、再生可能エネルギーを創出する設備を導入してみるのも一つの方法です。蓄電設備も同時に併設すれば、災害などで停電した場合でも設備を稼働することができます。
エコプランでは、省エネや節電に大きく貢献する省エネ制御装置を取り扱っております。省エネに関するご相談や具体例をご希望でしたら、お気軽に資料請求をお申し込みください。
関連情報:REMS-NETエアコン制御中央監視省エネシステム
関連情報:会社概要・事例資料ダウンロード
工場や製造業で行う省エネ対策のメリットは、生産コストの削減です。さらに、省エネ対策はSDGsの影響で会社側だけでなく国民も関心を寄せているトピックなので、企業評価向上やブランディングにも役立ちます。
自社でどのような取り組みを行うべきかでお悩みでしたら、エコプランへご相談ください。オフィスや工場、店舗などにかかわらず、それぞれの作業環境に合わせて省エネ制御装置導入のプランニングをいたします。
>>エコプランの資料請求はこちら
社名 | 株式会社エコプラン |
---|---|
代表取締役 | 坂根 信勲(Sakane Nobuhiro) |
設立 | 平成13年8月23日 |
資本金 | 1000万円 |
本社 |
|
中部支店・工務センター |
|
関東営業所 |
|
info@ecoplan2001.co.jp | |
URL | https://www.ecoplan2001.com/ |
業務内容 |
|
Copyright © 省エネの決定版「Be ONE」シリーズ導入なら
株式会社エコプラン~工場・ビル・事務所の皆様へ~
All Rights Reserved.