【空調の電力削減】工場の電力削減の重要性!考える方法やポイント
空調の電力削減が工場の省エネ対策でも重要な理由は?削減のポイント・方法もご紹介
工場の運営にあたり、エアコンや冷凍機などの消費電力・電気代が気になっていませんか?空調の電力削減は環境問題に対する企業の責務として対策が求められています。その一方で、対策の手詰まり感にお悩みの事業所様もいらっしゃるかもしれません。改めて、工場の電力削減の重要性と電力削減のポイントや方法についてご紹介いたします。
工場の電力削減をする重要性!
空調などの電力削減は、膨大なエネルギーを使う工場の電力削減方法としてあまり効果がないと考えていませんか?こちらでは、工場で省エネに取り組む意義と、電力削減をすることの重要性を解説いたします。
工場での使用目的別電力割合
業種によって違いはありますが、工場においても空調負荷が全体の30%前後と高いところも多く存在します。中には、インバータエアコンに更新してそれでおしまいと思っていらっしゃるところもあるのではないでしょうか。まだまだ省エネは可能で、エコプランではさらに15%の空調電力を削減するご提案を行っております。
コスト削減として
工場を持つ企業が収益を改善するためには、売上を増やすことと費用(コスト)を減らすことが重要です。コスト削減の中でも電力削減などといった省エネ対策は、すぐに取り組める方法といえます。社員の日常的な心がけに頼る電力削減も大切ですが持続が難しく、厳しく制限すると社員のストレスになることもあるからです。
電力などエネルギー削減をするための装置開発は目覚ましいものがありますので、費用対効果を考えながら取り入れれば、労働環境を犠牲にせずに電力削減を期待できます。
企業の責務、温暖化対策として
プラントや工場などの製造業は膨大なエネルギーを消費する産業であり、CO2排出量もオフィスビルなどに比べると圧倒的に多いです。2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」の中でも「持続可能な生産消費形態の確保」が求められていて、企業として使用電力の削減に力を入れる必要性があります。
電力削減のポイントや方法とは?
空調の電力削減をはじめとした、工場での省エネ対策の方法にはどのようなものがあるのでしょうか。工場の電力削減の考え方と、工場で今すぐ実践できる電力削減についてご紹介いたします。
工場での電力削減の考え方
工場で最も効果が見込めるのは、製造設備をエネルギー効率がよいものに更新することです。特に生産ラインなどは消費している電力が多く、使用電力量の7割以上を占めることも少なくありません。設備改善でランニングコストの大幅な削減が期待できるので、要したコストも早期回収が期待できます。
同時に空調及び照明など、コストをかけずに今すぐ実行できる省エネ対策に取り組むのも大切です。使用電力の中の割合で見てしまうと少ないかもしれませんが、実際に支払っている電気料金で見ると決して安くはありません。
待機電力対策
工場では製造効率を上げるために、動いている製造ライン以外の製造機器も完全にオフにしないことが多いのではないでしょうか。稼働しているライン以外の製造機器にスタンバイモードを設定できるようにすることで、消費電力を削減できます。
また、コンプレッサーなどでは、空気漏れなどエネルギーが無駄になるような不具合がないかどうかのチェックを定期的に行うことも大切です。
照明の省エネ対策
工場内では安全のために消灯できないエリアもあり、照明の省エネは難しいと諦めてしまうことがあるかもしれません。そこで、白熱灯に比べて消費電力を約85%削減できるLED電球を活用することがおすすめです。最近では耐熱温度タイプもありご紹介しております。
空調の省エネ対策
空調の省エネ対策では、温度設定の変更やフィルターのこまめな清掃、室外機の環境整備などが有効です。
環境省は夏28℃、冬20℃を目安に室温調整を推奨していますが、工場などでは難しい場合が少なくありません。業務用エアコンなどの消費電力を削減できる、空調デマンド制御装置の導入も効果的です。
空調の電力削減対策・工場での省エネ方法には空調デマンド制御装置の導入を!
稼働しているライン以外の製造機器をスタンバイモードに設定できるようにしたり、コンプレッサーの空気漏れがないかなどのチェックを定期的に行ったりすることでも対策ができます。照明にLED電球を活用する方法もあります。しかし、工場の省エネには生産設備の合理化、照明のLED化だけでなく、空調の電力削減が非常に重要です。今や工場の全消費電力の30%前後を空調の電力が占めているケースは多く見受けられます。その空調の電力を削減することでデマンドも削減でき、電気代の基本料金の低減にもつながります。より効果的な方法を実践するなら、空調デマンド制御装置を導入しましょう。
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会社概要
社名 | 株式会社エコプラン |
---|---|
設立 | 平成13年8月23日 |
資本金 | 1000万円 |
代表取締役 | 山田哲也(Tetsuya Yamada) |
大阪本部 |
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本社 |
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取引銀行 |
三井住友銀行 梅田支店、南森町支店 三菱東京UFJ銀行 星ヶ丘支店 名古屋銀行 本店営業部 |
業務内容 |
エアコン・冷凍機用省エネ制御器Be ONE、REMS-NETの製造・販売・取付工事 省エネルギー・環境整備に関する機器販売・総合コンサルティング 各種省エネ制御機器・制御プリント基板・機械制御盤の開発・製造・販売 機械器具部品販売・取付工事・輸出入 |
取引先 | NTN/東海理化/三菱電線工業/日本触媒/松尾製作所/ニチアス/トーアス/エクセディ/ライオン/ニチレイ/双葉産業/ユアサ商事/扇港電機/スギモト/エバオン/富士古河E&C/大冷工業/柿本商会/豊田共栄サービス/エスケイエム/NTTファシリティーズ/モリタニ・ダイキン/三冷社/守谷商会/英和/エネ・ビジョン/リックス/マイクロサーカス(敬称略) |
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