【空調の電力削減】デマンド制御の仕組みとは?少しの対策で意外な効果

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【空調の電力削減】デマンド制御の仕組みとは?少しの対策で意外な効果

空調の電力削減対策 デマンド制御装置の仕組みと電力削減対策を行う理由・コツ

空調の電力削減は、家庭においてもオフィスにおいても今や大きな課題ではないでしょうか。暑さや寒さが厳しくなってくる時期の電気代負担を軽減する空調機のデマンド省エネ制御をする仕組みと電力削減対策についてご紹介いたします。

電力削減!空調機をデマンド制御する仕組みについて

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空調の電力削減対策として、デマンド制御装置を導入する方法があります。デマンド制御とはどのような機能なのでしょうか。使用電力を削減できるデマンド制御の仕組みについて解説いたします。

基本料金計算のもとになるデマンド値は30分間の平均使用電力です!

デマンドは需要電力のことを指し、30分間の平均電力需要で契約電力が決まります。契約電力が上がるほど基本料金が上がります。そこで空調などをデマンド制御することで、最も効率的な契約電力にすることができるというわけです。

関連情報:デマンドについてもっと詳しく「電力・電気料金はどのように決まるのか?」

空調機のデマンド制御とは

空調機のデマンド制御とは、稼働状況を監視しながら、空調機の動きを細やかに調整する機能のことです。エアコンの圧縮機の稼働状況を確認しながら最適なタイミングでサーモOFF(送風状態)にしたり、弱運転にしたりすることで空調の稼働状況のデータを集め、最も効率的な稼働方法を選ぶことができます。

体感温度で気づかれないように調整し、30分間の空調の使用電力を削減することでデマンドも削減されます。一般的なデマンド制御装置ではエアコンを傷める可能性があるため、エアコン専用のデマンド制御装置をよく選別する必要があります。

空調機のデマンド制御の仕組み

一般的な空調のデマンド制御は受電のデマンドの推移をモニタリングしながら、デマンド推移から予測した予測デマンド値が目標デマンド設定値を超えるかどうか、この2つの値で空調を制御していく仕組みです。

目標デマンド値を下げすぎると予測デマンドがすぐ目標値を超えるため、デマンド制御がすぐに入り始めてサーモOFF(送風状態)が長く続き、室内温度が厳しくなることもあります。また、目標デマンド値を上げすぎると予測デマンドがそれより下回り、制御せず省エネにつながらないことも起こります。そのため、デマンド目標設定は過去のデマンドデータをもとに設定する必要があります。

エアコン専用の個別対応型のデマンド制御装置は、目標デマンドを設定せずとも一定かつ適切な制御を30分ごとに確実に行います。快適性とエアコンに無理をかけず傷めない構造になっているので、確実な省エネとデマンド削減ができるでしょう。エコプランではエアコン専用の個別対応型のデマンドコントロール制御装置をご提供しており、好評を得ております。

空調機の便利な省エネ機能を利用する

空調機には空調の電力削減対策に役立つ次のような機能があります。上手に利用しましょう。

  • スケジュール制御機能:時刻や曜日、祝日などの設定をして夜や休日には自動で空調を切る機能
  • 上限下限を制限する機能:冷房の設定温度の下限や暖房の設定温度の上限を設定する機能
  • タイマー機能:空調の運転を一定の時間で停止させるための機能

関連情報:導入実績一覧はこちら

関連情報:そもそもデマコンって何?

電力削減対策は重要!少しの改善で省エネ効果

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空調の電力削減対策が求められる理由として、電気料金の削減と環境対策が挙げられます。

空調の電力削減対策が求められる理由

1.電力消費に占める空調の割合

製造業などの第二次産業では生産設備を稼働させるために多量の電力を使います。飲食店や宿泊業、医療介護施設などの第三次産業では空調と照明が消費電力の大半です。オフィスビルでは消費電力の半分近くが空調のための電力であるため、空調の電力削減対策は電気料金削減だけでなく、SDGs対策としても欠かせない対応であるといえます。

2.気候変動による気温上昇

日本の平均気温は変動しながらも年々確実に上昇しています。夏だけでなく春から秋にかけて、熱中症対策のために冷房を必要とする状況が増えているようです。特に企業では電力削減対策をとりつつ、安全な室温を維持する配慮が求められているのです。

電気を作るのにCO2を排出していますので、使用電力量を減らすことは温暖化対策につながります。

3.電気料金の値上がり

世界情勢の影響もあり、現在電気料金は急速に値上がりしています。これまでと同じ電力使用量でも、電気料金にかかる費用は大きく増えることになるでしょう。

使用電力量kWhには(1)電力量単価、(2)再生可能エネルギー発電促進賦課金単価、(3)燃料調整費単価がかかるため、使用電力量を抑えることは非常に重要です。特に昨今は燃料調整費が原油高、円安で急上昇しており、省エネ対策が必要です。

省エネ効果を得るための工夫

1.空調の温度設定の変更

冷暖房の設定温度を1℃調整することで、約10%もの使用電力を削減することが可能といわれています。環境省の「オフィスでできる節電アクション」では、設定温度だけに頼らず、室温を計測して夏期は28℃、冬期は20℃を目安に調整することが推奨されています。ただ、暑い工場では設定温度を上げても全く効果がないこともあります。その場合はエアコン専用の個別対応型省エネ制御装置の導入をおすすめします。

2.空調設備の清掃や環境整備

空調設備はフィルターの清掃状況と室外機周辺の環境で、冷暖房の効率が大きく変わります。環境省の「オフィスでできる節電アクション」では、2週間ごとにフィルターの掃除をすることで、冷房で4%、暖房で6%使用電力を削減できるとしています。

また、室外機周辺の風通しをよくして熱交換が効率的に行われるように配慮する、すだれなどで室外機に直射日光が当たらないようにすることも有効です。

関連情報:省エネは空調設備から!簡単にできる対策から自動制御する対策まで事例をご紹介

空調の電力削減対策なら、実績豊富なエコプランの空調デマンド制御装置を!

空調の電力削減対策として、エアコン専用のデマンド制御装置を導入することをおすすめします。

空調の電力消費が半分近くを占めるオフィスビルでは、省エネのため空調の温度設定の変更や清掃、環境整備などの工夫は今や欠かせません。さらにエコプランの空調デマンド制御装置があれば、より効率が上がるでしょう。結果として、電気代の削減にもつながります。

空調機のデマンド制御は、エアコンを傷めず快適性を損なわず確実に制御を行い、使用電力とデマンドを抑える制御装置の導入が必要です。省エネ対策の一環としてぜひ、エアコン専用のデマンド制御装置の導入をご検討ください。

>>エコプランが選ばれる理由

電力削減や省エネ対策について

空調の電力削減対策なら実績豊富なエコプランの空調デマンド制御装置を!

社名 株式会社エコプラン
代表取締役 坂根 信勲(Sakane Nobuhiro)
設立 平成13年8月23日
資本金 1000万円
本社
  • 住所:〒540-0037 大阪府大阪市中央区内平野町2丁目3−1−606 スタジオ64
  • TEL:06-6949-8210
  • FAX:06-6949-8220
中部支店・工務センター
  • 住所:〒485-0014 愛知県小牧市安田町96
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  • FAX:0568-42-2578
関東営業所
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E-mail info@ecoplan2001.co.jp
URL https://www.ecoplan2001.com/
業務内容
  • エアコン・冷凍機用省エネ制御器Be ONE、REMS-NETの製造・販売・取付工事
  • 省エネルギー・環境整備に関する機器販売・総合コンサルティング
  • 各種省エネ制御機器・制御プリント基板・機械制御盤の開発・製造・販売
  • 機械器具部品販売・取付工事・輸出入